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2010年11月11日木曜日

アースガーデンのWebがリニューアルしまして

とんとご無沙汰のブログ更新で、恐縮です。気がつけばこのブログ、立ち上げからちょうど今日で1年です(祝!)。
実は、ちょうど最後の更新をした7月頃から、アースガーデンWebサイトのリニューアルにかかってきました。そして10月はじめになんとか立ち上げ、以後1ヶ月半、なかなか順調に更新が続いています。
そんなわけで、この個人ブログに上げたい内容のかなりの部分が、今後は随時アースガーデンWebの方に上げていく流れになり、コチラのブログはますます開店休業になる流れです。あんまり居ないとは思うのですが、ファンの方には本当に申し訳ありません。今後はどうぞ、アースガーデンWebをよろしくお願いします。
このブログでの試行錯誤がなかったら、今回のアースガーデンWebのリニューアルもなかったことは間違いありません。このブログが僕に「ブログの可能性」をとことん教えてくれました。新しいアースガーデンWebも体裁はキレイでデザインの自由度も高くはなっていますが、基本はブログです。だからこそ、沢山の人たちに関わってもらえる広がりと、Webだからこそのフットワークの両立を実現しています。
かさねて今後は、アースガーデンWebをよろしくお願いします。

なお、ぼく個人の日々や動きはツイッターの方でフォローしていただけます。変わらずドンドンつながりましょう!!

2010年7月6日火曜日

NoNature:“天地有機”=オーガニック

 ap bank fes.の出店者向けに書いた文章が、有機農業&オーガニックについて自分なりのイイまとめになっているので久しぶりにブログにアップします。

 週が明けたらap bank fes.現場入りで静岡県掛川です。今年も熱い夏になりそうです(笑)。

















ーーー

 こんにちは、南兵衛@鈴木幸一です。ap bank fes.のオーガニックフードエリアを初年度からコーディネートさせてもらっています。

 僕は色々なご縁があって、20年以上前に「有機」農業の世界に関わり始めました。やがて「オーガニック」という言葉も現れ、どちらもこの10年ほどで当たり前に使われるようになったのですが、最近「天地有機」という中国の漢詩の一節を知って、「有機」という言葉の深みに気持ちを新たにしました。

 「天地有機」は、「天地(てんち)」に「機(き)」、「有り(あり)」と読みます。天地=大自然には、「機(き)」=仕組みが「有」る、という意味で、現代では常識となった自然システムの循環を示したこの漢詩から「有機」という言葉が始まったと言われると、深い納得を感じたのです。

 ap bank fes.がオーガニックにこだわるのは、地球規模の環境問題を知り、僕たちの暮らしを振り返った時、あらためて自然、天然が本来持っている循環に寄り添い、そのチカラをしっかり活用した食べ物と僕たちのあり方を取り戻したいと願うからです。実は「オーガニック」もその語源は“オリジン”、物事の根本への追求を意味すると言われています。

 「有機」「オーガニック」どちらの言葉にも、天地自然を知り、より良い世の中を目指していきたいという願いがこもっています。

 これからap bank fes.本番に向けて、通常のお店や出店ではないだろうご苦労を色々おかけしますが、僕たちは出店者の皆さんと、こうした「オーガニック」が本質的に目指すものを共有して、より素晴らしい場を創っていきたいと願い、努力していくつもりです。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

2010年3月1日月曜日

Festival☆Life:フジロックからインタビュー受けました

 初開催から10年以上制作にかかわり続けている、苗場でのフジロック。
 その公式ファンサイト「fujirockers.org`10」の2010年最初の記事に、僕のインタビューを掲載してもらいました。光栄です。
 まさに10年間を一緒に成長した思いが強い、僕にとってのフェスティバルライフの原点の一つフジロック。そこに対する最近の想いを、よくまとめてもらいました。
 コチラからどうぞ http://fujirockers.org/10/?p=53

 また、2006年に僕の本「フェスティバル・ライフ」刊行後のタイミングでの同じwebサイトでのインタビューもコチラで読んでもらえます。

2010年2月15日月曜日

アースデイのつくり方BETA:はらっぱ祭りにて(1)

 さて「アースデイのつくり方」の実質的な第一回。
 ちょうど良いサンプルとして、先日11月23日に7年ぶりぐらいで参加して大歓喜だった「武蔵野はらっぱ祭り」のようすを伝え、語ってみようと思う。何回かのシリーズになる予定。
 はらっぱは僕にとって、その後のアースデイにつながる市民フェスティバルの原点。
 数年にわたり出店者、そしてスタッフとしても働き、舞台裏ものぞいて勉強させてもらった。アースガーデンとして最初のイベント「フリーマーケット楽市楽座」を湯島聖堂で始める時、僕はハッキリと「『はらっぱ祭り』のような場を東京の真ん中に作りたい」と思ったぐらいだ。




「アースデイのつくり方」のモデルとしての「はらっぱ祭り」
 はらっぱ祭りをアースデイのモデルとして考えた時に何が優れているのかを考えてみると、以下のようなポイントが浮かんでくる。

1:地域の人々による自立的な開催
2:会場の環境が気持ちいい
3:ステージはもちろん出店も、本質的な部分で質が高い
4:多様性を楽しめるだけの大きさがありつつ、過剰ではない
5:日常の延長上にある地域イベントであり、資金や設営などの面でも
  イイ場づくりを志す皆にとって参考になる知恵と蓄積が多い

 他にもまだ出てきそうだけれど、まずはこんなところで稿を進めるとして、はらっぱの全体像は一度確認して欲しいので以下のリンクで、本ブログの以前のレポートを参照して下さい。4枚ほど09年はらっぱ祭りの写真を張っています。

「はらっぱ祭り」がある所
 写真で見て分かるとおり、はらっぱ祭りはその名前のごとく「原っぱ」で開催されています。東京駅を起点に西に東京を横切り、最近話題の高尾山をかすめ、やがて山梨〜長野へと至る「中央線」。この路線で東京から40分弱の郊外の駅から、さらに歩いて30分ぐらいの「都立武蔵野公園」という広大公園の一画が会場。「野川」という小さな川に沿った緑地公園の、まさに野川に寄り沿った通称“くじら山はらっぱ”で、はらっぱ祭りは20年以上開催されている。
 元々、この原っぱを公園整備の一環で開発しようという話しに反対する地域の有志が、そのアピールのために始めたのが最初のキッカケだったそうだけれど、僕が出店までするようになった94年頃には、すでにそうした反対運動的な空気感は希薄だったので、原っぱの開発自体はわりと早い段階で中止になっていたのだと思う。
 きっかけは反対運動だったけれど、初めてみたら“その場に集うこと”自体のパワーと魅力で、それが継続されていくというのは、よくある話し。原っぱも、そうやって沢山の人たちの気持ちを集めながらここまで転がってきたのだ。

 と、色々と話が尽きないので今日はここまで。
 次回以降は、上にあげた「はらっぱ祭りの優れたポイント」に沿って、書こうと思います。
 気がつけば2010年も2月の半ば、もう1年の1割以上過ぎちゃいました(驚!)アースデイ東京の準備も着々と進んでいます。


、、、、、、、
本ブログの稿の進行を待ちきれないと言ってくれる嬉しい方は、
コチラのコラムをどうぞ!たっぷり長いです(笑)
「2022年アースデイの旅」http://www.earth-garden.jp/en_colum/

2009年12月14日月曜日

Festival☆Life:ap bank fes.飲食ワークショップ

 立ち上げ以来、オーガニック飲食ブースのコーディネートをスタートに、色々てんこ盛りで関わっているap bank fes.。継続性の中でその準備もしだいに密度が高くなり、年も明けない冬の段階で、飲食出店者の皆さんと勉強会/ワークショップをしようというコトに。
 どうなるコトやらと思っていたら、60人以上も集まってくれた上に、ワークショップ自体も熱のこもった充実のやりとり(嬉!)
 最後はちょっと早めの忘年会ノリで、持ち寄ったゴハンを食べながらの試食勉強会。みなさんプロの飲食営業者なので、持ち寄りとはいえ大充実のパーティーでもありました(嬉!×2)


festival☆Life:GAKU-MCライブ!














 ワークショップの報告ついでに、先日あったGAKUさんのライブ報告も。

 毎年、ap bank fes.の現場で何度もすれ違うGAKUさん。フェスの中でいろんな企画に体当たりで向かい合ってくれる元気な兄貴分という役回り。フェスでは欠かせない名バイプレイヤーの彼が、先日までのツアーでは当然ながら堂々の主役。

 そしてそのステージでのGAKUさんには、まるで学校の同級生のように親近感が湧く。イイ意味で“学祭のステージにいたアイツ”という感じ。もちろん演奏もライムも、学祭とは比べものにならない高いレベルだけど、根本的にそういう人間的な暖かさ、親しみやすさ、真っ直ぐな人間性がバンバンと放射され伝わってくる、なんとも気持ちのいいライブだった。

 写真は、隠し撮りではなく、ライブ中にGAKUさんのよびかけで始まった携帯撮影タイムで堂々と撮ったモノ。普通、ライブって録音撮影禁止、カメラ持ち込み禁止なんだけど、逆手に沿ってのパフォーマンスにみんな大喜び。

〜〜〜

そんなGAKUさんとアースガーデンのイベントが決まっています。

2010.1.31(日)Natural Highランチショー@代官山 晴れたら空に豆まいて

出演:GAKU-MC、東田トモヒロ、辻真一

こうご期待!! 情報はコチラ→ http://www.naturalhigh.jp

2009年11月28日土曜日

アースデイのつくり方BETA:2022年アースデイの旅

 2009年のアースデイ開催前に思うところを綴った文章を、アースガーデンのコラム欄にアップしました。題して
「2022年アースデイの旅」

 少々長い文章ですが、2001年から中心軸の一つとなってきた自負あるアースデイ東京への想いを凝縮しています。「アースデイ」という言葉に感じる皆さんには、ぜひとも読んで欲しいと思っています。ぜひ!!
〜〜〜
個人ブログを始めた理由の一つは、
この数年、各地の仲間から受けた、
「アースデイのつくり方」の相談でした。




アースデイの テーマは無限、あり方も無限。
だからこそ「自主、自立、分散」で広がっていける
工夫や知恵、コツの共有が大切だと思っています。
〜〜〜
 そして、来年のアースデイ東京の準備はもう始まっています。すでに実行委員会の募集も始まり、来年に向けての議論も活発な今日この頃です。   http://www.earthday-tokyo.org

2009年11月26日木曜日

Festival☆Life:来年5月のために山梨県道志にロケハン

 来年5月のNatural High!開催のために山梨県道志にロケハンに行ってきました。「もう!?」という声が聞こえてきそうですが、大きな場づくりってそういうものなんです。
 秋の終わりの道志は、静かに移ろい色づく山と樹々に、クリアーな空の光が美しかったです。会場運営のチェックを中心にした実務的なロケハンでしたが、新しいアイデアも思った以上に活発に出て、意義深い1日でした。


























 こんな静かな谷間も、本番にはこんな↓姿に変わります。そんな未来の姿を想いながら、静かに心を燃やし自然の中で過ごす時もなかなか気持ちいいものなのです。

2009年11月23日月曜日

Festival☆Life:生命からあふれてこぼれる何かを

生命からあふれてこぼれる何か、

それがフェスティバルであり原始から続く「祭り」なのだと思う。そう、

人は結局のところ、起きて、ゴハンを食べ、働き、ウンコして、寝る、

そういう日常だけだと、何かが余ってしまうようなのだ。

だから、人の歴史にはアフリカの原始以来「祭り」が常について回る。

そして、いわゆる野外フェスは、その人類史の先端にある何かだ。

~~~

 今日、7年か8年ぶりにはらっぱ祭りhttp://the-harappa.netに行ってきた、久しぶりながら、友人知人恩人だらけのまるで実家のような僕のフェスティバル☆ライフの原点。

















 91年からの10年ほど、ほぼ毎年通った思い出の場。中央線カルチャーの70年代以来の蓄積に唸る、魂の草の根地域フェスだ。

 90年代のはらっぱ体験がなければ、アースガーデン@代々木公園はもちろん、アースデイ東京も、今とは全然違うものになっていたかもしれないと思う。

 久しぶりのはらっぱは、懐かしいくて刺激で、これからへののヒントが沢山あった。見過ごしてしまえば、ただの地域イベントにも見えるだろう「はらっぱ祭り」の本当の凄さ。

 はらっぱの魅力を読み解いていくことは、このブログの大切なテーマにもつながっていくでしょう。 

 というわけで、続きます!







2009年11月11日水曜日

今さらながら、ブログ。

ツイッターを始めてみたのがきっかけで、
つぶやきを超えて、アウトプットしたい言葉とイメージが、
むくむくと湧き続けている。

そんなわけで、誕生日でもあるので、
今さらながらの、ブログ開設です(笑)
まあどの程度続くのかも自信がないけれど、まずは始めてみますです。
10年遅れの、IT自己革命って感じです(笑)














 写真は外苑イチョウ並木の様子。実際はこの写真以上に色づいて、なかなか見事でした。
 季節の自然を感じさせ、大勢の人で賑わう外苑のイチョウ並木ですが、実はこの写真の姿が維持されている背景を語るだけで、僕たちの生きる自然世界の複雑なあり様が透けてきます。
 そんな話しもこれからつらつらと、、、。
 どうぞ気長に、お付き合いください。