
このブログでの試行錯誤がなかったら、今回のアースガーデンWebのリニューアルもなかったことは間違いありません。このブログが僕に「ブログの可能性」をとことん教えてくれました。新しいアースガーデンWebも体裁はキレイでデザインの自由度も高くはなっていますが、基本はブログです。だからこそ、沢山の人たちに関わってもらえる広がりと、Webだからこそのフットワークの両立を実現しています。
かさねて今後は、アースガーデンWebをよろしくお願いします。
アースガーデン 南兵衛@鈴木幸一のブログ
テーマは:NoNature, EARTH@HOME,
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星をたべようよ,
Festival☆Life,
etc,,,
ap bank fes.の出店者向けに書いた文章が、有機農業&オーガニックについて自分なりのイイまとめになっているので久しぶりにブログにアップします。
週が明けたらap bank fes.現場入りで静岡県掛川です。今年も熱い夏になりそうです(笑)。
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こんにちは、南兵衛@鈴木幸一です。ap bank fes.のオーガニックフードエリアを初年度からコーディネートさせてもらっています。
僕は色々なご縁があって、20年以上前に「有機」農業の世界に関わり始めました。やがて「オーガニック」という言葉も現れ、どちらもこの10年ほどで当たり前に使われるようになったのですが、最近「天地有機」という中国の漢詩の一節を知って、「有機」という言葉の深みに気持ちを新たにしました。
「天地有機」は、「天地(てんち)」に「機(き)」、「有り(あり)」と読みます。天地=大自然には、「機(き)」=仕組みが「有」る、という意味で、現代では常識となった自然システムの循環を示したこの漢詩から「有機」という言葉が始まったと言われると、深い納得を感じたのです。
ap bank fes.がオーガニックにこだわるのは、地球規模の環境問題を知り、僕たちの暮らしを振り返った時、あらためて自然、天然が本来持っている循環に寄り添い、そのチカラをしっかり活用した食べ物と僕たちのあり方を取り戻したいと願うからです。実は「オーガニック」もその語源は“オリジン”、物事の根本への追求を意味すると言われています。
「有機」「オーガニック」どちらの言葉にも、天地自然を知り、より良い世の中を目指していきたいという願いがこもっています。
これからap bank fes.本番に向けて、通常のお店や出店ではないだろうご苦労を色々おかけしますが、僕たちは出店者の皆さんと、こうした「オーガニック」が本質的に目指すものを共有して、より素晴らしい場を創っていきたいと願い、努力していくつもりです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
毎年、ap bank fes.の現場で何度もすれ違うGAKUさん。フェスの中でいろんな企画に体当たりで向かい合ってくれる元気な兄貴分という役回り。フェスでは欠かせない名バイプレイヤーの彼が、先日までのツアーでは当然ながら堂々の主役。
そしてそのステージでのGAKUさんには、まるで学校の同級生のように親近感が湧く。イイ意味で“学祭のステージにいたアイツ”という感じ。もちろん演奏もライムも、学祭とは比べものにならない高いレベルだけど、根本的にそういう人間的な暖かさ、親しみやすさ、真っ直ぐな人間性がバンバンと放射され伝わってくる、なんとも気持ちのいいライブだった。
写真は、隠し撮りではなく、ライブ中にGAKUさんのよびかけで始まった携帯撮影タイムで堂々と撮ったモノ。普通、ライブって録音撮影禁止、カメラ持ち込み禁止なんだけど、逆手に沿ってのパフォーマンスにみんな大喜び。
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そんなGAKUさんとアースガーデンのイベントが決まっています。
2010.1.31(日)Natural Highランチショー@代官山 晴れたら空に豆まいて
出演:GAKU-MC、東田トモヒロ、辻真一
こうご期待!! 情報はコチラ→ http://www.naturalhigh.jp
生命からあふれてこぼれる何か、
それがフェスティバルであり原始から続く「祭り」なのだと思う。そう、
人は結局のところ、起きて、ゴハンを食べ、働き、ウンコして、寝る、
そういう日常だけだと、何かが余ってしまうようなのだ。
だから、人の歴史にはアフリカの原始以来「祭り」が常について回る。
そして、いわゆる野外フェスは、その人類史の先端にある何かだ。
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今日、7年か8年ぶりにはらっぱ祭りhttp://the-harappa.netに行ってきた、久しぶりながら、友人知人恩人だらけのまるで実家のような僕のフェスティバル☆ライフの原点。
91年からの10年ほど、ほぼ毎年通った思い出の場。中央線カルチャーの70年代以来の蓄積に唸る、魂の草の根地域フェスだ。
90年代のはらっぱ体験がなければ、アースガーデン@代々木公園はもちろん、アースデイ東京も、今とは全然違うものになっていたかもしれないと思う。
久しぶりのはらっぱは、懐かしいくて刺激で、これからへののヒントが沢山あった。見過ごしてしまえば、ただの地域イベントにも見えるだろう「はらっぱ祭り」の本当の凄さ。
はらっぱの魅力を読み解いていくことは、このブログの大切なテーマにもつながっていくでしょう。
というわけで、続きます!