

そして今、東大ではイチョウ並木が真っ黄色。街中と違って大学内は落ち葉掃除ものんびり。黄色い天井飾りと絨毯とで覆われたかのような、贅沢な光景が学内のいたるところで楽しめる。
僕がこの10年以上住んでいる千駄木は、近隣の谷中と根津と共に「谷根千」と言われる下町地域、上野公園も近く散歩コースに事欠かないけれど、一番のお気に入りはここ。街中と隔絶されて、最高学府の歴史を感じる大輪の樹木が立ち並ぶ姿はさすがで、「森」と言いたい環境だ。そんな中には最近ブームの「1968年」のシンボル「安田講堂」もそびえている。
一方で、日本の宇宙工学の礎となったペンシルロケットの実物が学内の芝生の上にポンと展示されていたり。最高学府の歴史と、先端研究の現場としての新しい風が同時に感じられるのも刺激的。
築100年に迫るレンガの古い建物が建ち並ぶ一方で、時代の最先端をいく先鋭的建築の新校舎も入り交じり、まさに歴史と自然と未来が交わる「NoNature」な東大でのお散歩なのだ。
東大の建物群については、また書こうと思っているので、続きます、、、。
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