2010年7月10日土曜日

山の家から:我が家のまわり

 この春から移り住んだ、東京都あきる野市武蔵五日市の山の家。
 春からのイベント現場のドトーの連続の中、まだまだ片付けが進まず、当然ウチの様子をブログなどにレポートする気にもなれない日々でした。
 けれど、ボチボチと片付けも進んできた先日の晴れた日に、1時間ほど散歩しながらツイッターで周辺の写真ショートレポートが出来てしまいました。ツイッターさまさまです(笑)。
 手前味噌ですが、なかなか素晴らしい環境です。
 ぜひ、こちらから→
http://twilog.org/nanbei11/date-100708
山の家のまわりの様子をのぞいてみてください。

2010年7月7日水曜日

仕事:朝日新聞に取材されました

朝日新聞の2010年6月某日朝刊の関東版と関西版(それぞれ掲載日が違いました)求人欄に、僕のインタビューが載りました。
だいぶ照れくさいです(笑)。
取材してくれたライターの田中美絵さんは2001年にゲーリー・スナイダーと仲間たちの詩の朗読会を湯島聖堂で実現させた時以来、僕の場づくりを見守ってくれていたそうで、着々と自分の仕事を続けていれば、ちゃんと見ていてくれる人がいるのだと、嬉しい取材でした。
インタビュー自体も、そうした流れの中で、僕の中の最も深いところ、生きる事の根っこにかかわる話しとなり、短い字数の中でも濃厚な内容です。
上の画像をクリックすれば拡大して読めます。
一部で写真写りが良すぎると(笑)評判です。ご容赦を。

2010年7月6日火曜日

NoNature:“天地有機”=オーガニック

 ap bank fes.の出店者向けに書いた文章が、有機農業&オーガニックについて自分なりのイイまとめになっているので久しぶりにブログにアップします。

 週が明けたらap bank fes.現場入りで静岡県掛川です。今年も熱い夏になりそうです(笑)。

















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 こんにちは、南兵衛@鈴木幸一です。ap bank fes.のオーガニックフードエリアを初年度からコーディネートさせてもらっています。

 僕は色々なご縁があって、20年以上前に「有機」農業の世界に関わり始めました。やがて「オーガニック」という言葉も現れ、どちらもこの10年ほどで当たり前に使われるようになったのですが、最近「天地有機」という中国の漢詩の一節を知って、「有機」という言葉の深みに気持ちを新たにしました。

 「天地有機」は、「天地(てんち)」に「機(き)」、「有り(あり)」と読みます。天地=大自然には、「機(き)」=仕組みが「有」る、という意味で、現代では常識となった自然システムの循環を示したこの漢詩から「有機」という言葉が始まったと言われると、深い納得を感じたのです。

 ap bank fes.がオーガニックにこだわるのは、地球規模の環境問題を知り、僕たちの暮らしを振り返った時、あらためて自然、天然が本来持っている循環に寄り添い、そのチカラをしっかり活用した食べ物と僕たちのあり方を取り戻したいと願うからです。実は「オーガニック」もその語源は“オリジン”、物事の根本への追求を意味すると言われています。

 「有機」「オーガニック」どちらの言葉にも、天地自然を知り、より良い世の中を目指していきたいという願いがこもっています。

 これからap bank fes.本番に向けて、通常のお店や出店ではないだろうご苦労を色々おかけしますが、僕たちは出店者の皆さんと、こうした「オーガニック」が本質的に目指すものを共有して、より素晴らしい場を創っていきたいと願い、努力していくつもりです。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。